本記事は、Baker Botts LLPのパートナーであるMichael Sartori氏、およびアソシエイトのMatt Welch氏の共著による4部構成のレポートです。両氏は、USPTOの8つのテックセンターに所属する審査官について、LexisNexis PatentAdvisor®データベースを使って2009年から2019年までの各年のデータを収集し、結果を考察しました。
パート1では、審査官のタイプ(いわゆる緑、黄、赤の審査官)と、毎年発行される特許件数への影響について解説しています。 パート2では、審査官のタイプと特許を取得するために必要となる労力の関係について、パート3では、審査官タイプが最終拒絶通知にどのように影響するかについて説明しています。最後のパート4では、審査官のタイプが、米国地方裁判所および特許審判部の両方における特許付与後異議申立手続き(例:当事者系審判手続きなど)で、特許訴訟を起こされる件数と勝訴数に影響する可能性があることを示しています。